山善の卓上スチーム式加湿器KP-C057を購入、レビューしました。
- 雑菌が増えにくくお手入れ簡単なスチーム式卓上加湿器。
- 加湿しすぎないため、一人暮らしなど小さな部屋におすすめ。
- 転倒すると熱湯がこぼれるため、オフィスでは使いにくい。
- 電源はUSBではなく100V。
卓上で使えるスチーム式の加湿器

卓上スチーム加湿器のKP-C057を購入しました。
私がこの加湿器を選んだ理由は掃除が楽で電気代も極力低い小さい部屋用の加湿器が欲しかったからです。
卓上で使うタイプの加湿器は超音波式がほとんどですが、安心とメンテナンスの手間を減らしたいなら超音波式よりスチーム式の加湿器です。構造はシンプルで水を沸かして蒸気を発生させるだけです。

電源はUSBではなく普通の100Vコンセントです。消費電力は150Wで気化式や超音波式の加湿器と比べると高めですが、スチーム式加湿器の中では低めです。
ペットボトルは500mLまでとされていますが、1.5Lのペットボトルも装着可能です。(不安定になるのでやめた方がいいです。)
500mLのペットボトルでは3時間運転できました。
加湿能力は部屋全体の加湿には力不足

加湿能力は部屋全体の加湿には力不足です。私の部屋で25℃の暖房を設定した場合、湿度10%上げるのに約1時間かかります。部屋全体ではなく局所的に加湿する目的に適しています。

湿度調整機能はついていません。ペットボトルの水が空になると自動で電源が切れるようになっているので、空焚きの危険はありません。
音はうるさめのポコポコ音

スチーム式は音がうるさい傾向がありますが、この加湿器も動作中はポコポコ音がします。就寝中の使用はうるさいと感じる方が多いと思います。
自分は寝る前に加湿器で湿度を上げて、就寝中は使用していません。(就寝中の使用は翌朝の結露やカビの原因になります。)
吹き出し口からは暑い蒸気が出ます。暖房代わりにもちょうどいいですが、倒して熱湯をぶちかまさないように注意が必要です。もし倒した時のことを考えると会社のデスクで使うのは厳しそうです。
メンテナンスは楽

コンパクトでシンプルな構造なので、掃除は簡単です。専用のブラシで本体内部の掃除をするだけです。それでも水垢が落ちない場合はクエン酸を混ぜた水を入れて15分運転します。
一人暮らしや小さい部屋におすすめ

気化式や超音波式の加湿器はメンテンナンスが面倒なことが多いのでスチーム式の加湿器はメンテナンスが楽でおすすめです。卓上タイプですが、小さい部屋ならこれで十分です。さらに値段も比較的安いのも魅力的です。