縦型洗濯乾燥機のデメリット【実際に使ってみて検証しました】

ドラム式洗濯乾燥機と比べて縦型洗濯乾燥機はデメリットが多いのか?ドラム式洗濯機が入らなくて縦型洗濯乾燥機を購入した私が縦型洗濯乾燥機のデメリットと意外とデメリットと感じないことを紹介します。

実際に使って分かった縦型洗濯乾燥機のデメリット

蒸し暑くなる

実際に縦型洗濯乾燥機を使ってみて一番のデメリットと感じたことは暑くなるです。暑くなる理由は私が購入した縦型洗濯乾燥機が空冷乾燥タイプのヒーター式であるからです。このタイプの洗濯乾燥機は洗濯物を乾燥させた温かく湿った空気を室内に排気します。よって、室内が暑くなります。

実際、乾燥機能を使うと0.5℃くらい室温が上がり、10%くらい湿度が上がります。湿度の上がり方が大きいので体感としては2℃くらい熱くなった感覚です。冬ならいいですが、夏は暑いです。部屋に入った瞬間「蒸し暑っ!」ってなります。夏は換気しないと厳しいです。

でも、対処法があって、それは予約運転で外出中に乾燥を行うことです。そうすれば乾燥中の暑さは気になりません。

洗濯物がシワになる

乾燥機を使うとしわになるとよく言われますが、実際、結構しわになります。特に白いTシャツはしわが目立ちます。しわにしたくなければ、乾燥機能を使わず自分で干すしかないけど、わざわざ白いTシャツ1枚のために干したくないので、気にしないことにしました。あと、乾燥後放置しているとしわが少なくなるので気にならなくなったということも影響しています。

値段が高い

ドラム式洗濯機ほどではないですが、縦型洗濯乾燥機も値段が高いです。シャープの洗濯容量8㎏クラスのドラム式洗濯機では約13万ですが、普通の乾燥機能無しの洗濯機だと半額ほどです。

ドラム式洗濯機約13万
縦型洗濯乾燥機約9万
洗濯機約7万

しかし、値段が高くても洗濯物を干す手間を考えれば十分元は取れます。

意外とデメリットではないこと

普通に乾く

乾燥能力はドラム式に軍配が上がるかと思いきや、普通に乾きます。もちろん洗濯物をたくさん入れれば乾きませんが、それはドラム式も同じです。乾燥のためにドラム式を選ばず、あえて縦型洗濯乾燥機を選ぶのもアリです。

私は一人暮らしなので、普段は3日に1回洗濯します。洗濯物の量はこのくらい。9㎏の洗濯槽で半分くらいです。

洗濯容量9㎏、乾燥容量4.5㎏で一人暮らしとしては余裕がありすぎる容量です。

乾きにくいものとしてはチノパンくらいですが、洗濯槽に対して半分くらいの洗濯物の量なら普通に乾きます。さらに洗濯物の量を増やしてみるとさすがに乾かないものもあります。

あと、洗濯ネットに洗濯物を入れると洗濯ネットの中で丸まってしまって乾かないので使わない方がいいです。

同じ量の洗濯物をコインランドリーで洗濯から乾燥まで行おうとすると、900円コースじゃないと完全に乾きません。ただし、洗濯から乾燥までの時間がコインランドリーが1時間くらいであるのに対して、縦型洗濯乾燥機が3時間くらいかかります。

うるさくない

乾燥機能はうるさいと思っていましたが、意外とうるさくないです。乾燥時に洗濯乾燥機のそばで測定した騒音レベルは54dbでした。もちろん、洗濯と脱水はもっと静かです。

54dbって実際どれだけの騒音かというとドアを挟んでしまえば大したことはありません。

私の住んでいる1Kマンションは玄関に洗濯機を置くスペースがありますが、扉を開けて外に出てみると全く洗濯機の音は聞こえません。

一方室内は普通に聞こえますが、ドア一枚隔てればうるさいとは感じません。イヤホンしてしまえば全く気にならなくなります。ノイズキャンセリングイヤホンがあれば完璧です。隣人の騒音も気にならなくなるので最強です。

もちろん、洗濯乾燥機によって騒音の大きさは変わるので、うるさくない縦型洗濯乾燥機を選ぶことが重要です。

毎回の掃除は簡単

ドラム式洗濯機と縦型洗濯乾燥機は乾燥するたびに乾燥フィルターと糸くずフィルターの掃除が必要ですが、思ってたよりも簡単です。

私が購入した東芝の縦型洗濯乾燥機の場合は乾燥フィルターと糸くずフィルターが簡単に取り外せる場所にあるので、3分くらいで掃除できます。掃除は掃除機で吸い取るだけです。

洗濯物を毎回干す手間に比べると格段に楽なので、ドラム式、縦型かかわらず乾燥機はおすすめです。

ただし、すべての洗濯乾燥機が掃除しやすい場所に乾燥フィルター、糸くずフィルターがあるわけではないので注意です。私が最初に購入しようとしていたアイリスオーヤマのドラム式洗濯機は厄介な場所に糸くずフィルターがあります。

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