一人暮らしのワンルームや1Kでも置くことができる乾燥機付きのドラム式洗濯機、縦型洗濯機をピックアップしました。
私のように危うく設置不可とならないためにも参考にしてください。特に築年数が古い物件は水栓の高さが低い可能性が高いので注意してください。
一人暮らしでも置けるドラム式
パナソニックや日立のドラム式洗濯機は大家族向けですが、その分20万以上するので、一人暮らし向けの機種を絞りました。
さらに、築年数の古めの物件は乾燥機付きの洗濯機を置くことが考慮されていないので、水栓(蛇口)の高さが低めです。よって、水栓の高さが110cmでも対応可能なドラム式洗濯機を選びました。
具体的には次のような基準です。パナソニックや日立のドラム式洗濯機は一人暮らしにはコストパフォーマンスが悪いので除外しました。
- 予算15万以内
- 水栓の高さ110cm以内
機種 | 必要水栓高さ | 必要奥行き |
【シャープ】 ES-S7G | 98cm以上 | 50cm以上 |
【東芝】 TW-95GM1 | 100cm以上 | 56cm以上 |
【アイリス】 CDK842 | 94cm以上 | 68cm以上 |
【AQUA】 AQW-D12M | 95cm以上 | 59cm以上 |
シャープ、東芝のドラム式洗濯機
シャープと東芝のドラム式は小型機種に関しては無難な機能とそこそこの価格というイメージです。また、両メーカーともに今回紹介する小型機種は水冷除湿ヒーター式ですが、排水口のにおいが洗濯物につくという口コミは無いので、その点は心配無用です。


メリット
- コストと機能のバランスが良い。無難。
- 右開きと左開きがある
- 水冷除湿ヒーター式ですが、排水口のにおいが洗濯物につく口コミは無い。
デメリット
- シャープのドラム式の先代機種では機械のにおいがするという口コミもある。
アイリスオーヤマのドラム式洗濯機
アイリスオーヤマのドラム式はとにかく安いですが、デメリットもあるので注意が必要です。

メリット
- ドラム式洗濯機で最安値かつ最も高さが低い
- ドラム式洗濯機で唯一の空冷除湿ヒーター式
デメリット
- 右開きのみ、左開きは無い
- 排水ホースが後ろからのみ出せる
- 洗濯から乾燥終了までの時間が長い
- 手入れが他のドラム式と比べて面倒
AQUAのドラム式洗濯機
15万円以内の制限を少々超えてしまいますが、AQUAはヒートポンプ式のなかで最も安くかつサイズが小さいので、一人暮らしでも置きやすいです。もし左開きがあったならAQUAのドラム式を買っていたかもしれません。

メリット
- ヒートポンプ式で最安値かつ最も高さが低い
デメリット
- 右開きのみ、左開きは無い
- 排水ホースが後ろからのみ出せる
- 15万円を少し超える値段
一人暮らしでも置ける縦型洗濯乾燥機
同様に縦型洗濯乾燥機も次の基準でピックアップしました。ちなみにパナソニックや日立も縦型洗濯乾燥機を発売していますが、排水口のにおいが洗濯物につく可能性が高いというデメリットがあるうえに、ほかの機種に比べてメリットが薄いので除外しました。
- 予算15万以内
- 水栓の高さ110cm以内
機種 | 必要水栓高さ | 必要奥行き |
【シャープ】 ES-TX8F | 103cm以上 | 61cm以上 |
【東芝】 AW-8VM2 | 102cm以上 | 59cm以上 |
【AQUA】 AQW-TW9M | 113cm以上 | 60cm以上 |
シャープの縦型洗濯乾燥機
シャープの特長は洗濯槽に穴が無いことで洗濯槽にカビが発生しにくいことですが、乾燥機能を使う場合は、洗濯槽も乾燥されるので、大きなメリットではないと思います。

メリット
- 穴無し槽でカビが生えにくい
- 空冷除湿ヒーター式なので、排水口のにおいは上がらない
デメリット
- うるさいとの口コミがある(穴無し槽なので、脱水させるときに高回転で水分を飛ばす必要がある)
- 空冷除湿ヒーター式なので、乾燥中は室内が蒸し暑くなる
東芝の縦型洗濯乾燥機
東芝は縦型洗濯乾燥機のなかで一番無難な機種です。入手性も悪くないので、縦型洗濯乾燥機の場合は東芝を選べば間違いないです。

メリット
- 空冷除湿ヒーター式なので、排水口のにおいは上がらない
- 先代機種では騒音が少ないという口コミあり
デメリット
- 空冷除湿ヒーター式なので、乾燥中は室内が暑くなる
私は東芝の縦型洗濯乾燥機を買いました。型落ちがタイミングよくセールをしていたので安く買うことができました。実際に縦型洗濯乾燥機を購入してみた感想は次の記事を見てください。

AQUAの縦型洗濯乾燥機
AQUAも東芝とほぼ同じ機能ですが、入手性が悪いことが東芝と比べたデメリットです。入手することができればAUQAもよいです。

メリット
- 空冷除湿ヒーター式なので、排水口のにおいは上がらない
デメリット
- 空冷除湿ヒーター式なので、乾燥中は室内が暑くなる
- 入手性が悪い
本当に置けるかどうかは洗濯機設置スペースの寸法を測る必要がある
一人暮らしのワンルームや1Kは洗濯容量が小さいものを置く前提で洗濯機設置スペースが小さめに作られていることが多いです。
小型のドラム式でもスペース的に置くことができるとは限らないので、洗濯機を買う前にチェックしないと失敗します。
測る場所は次の4つです。
防水パンの種類
私は昔ながらの長方形タイプで、排水口は左端にありました。排水口が洗濯機の真下にある場合は、別途かさ上げ台が必要になります。

元から台がついている防水パンの場合はかさ上げ台は基本的には不要です。台の高さが足りない場合はさらにかさ上げ台が必要です。
防水パンから水栓までの高さ
給水栓が洗濯機に干渉しないことを確認します。縦型洗濯乾燥機の場合はフタを開けても干渉しないか確認します。水栓は横にしてもOK、万能ホーム水栓の場合は交換が必要。かさ上げが必要な場合もある。(私は必要なかった)

壁から防水パンまで距離(奥行き)
防水パンに洗濯機を置いた場合に壁と干渉しないか確認します。見るべき寸法は壁から

横幅
洗濯機の両側に壁があるタイプの物件では確認が必要です。また、長方形の防水パンで、真下排水しない場合は排水口と洗濯機が干渉しないか確認します。

一人暮らしはドラム式より縦型洗濯乾燥機がおすすめ
私はドラム式ではなく縦型洗濯乾燥機を買いました。一人暮らしの限られたスペースではドラム式より縦型洗濯乾燥機の方がメリットが多いです。詳しくは次の記事を見てください。
